ロマネコンティ(Romanee Conti) 1929 値段は現在2023年、10,000,000円~!

究極のワイン
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ロマネコンティ1929 値段は2023年現在、10,000,000円~

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ロマネコンティ 1929 値段は2000年当時、400,000円で入手!

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取引価格の目安

世紀末の2000年に購入、マニアコレクターからの入手で、言い値!

当時40万円にて入手。

入手経路

当時の正規代理店高島屋からの入手と伺う

入手方法

友人の紹介

現在の価格目安

現在の国際価格はおよそ、1000万円~2000万円か?!!

ただし、偽物が横行しているので、信頼できる履歴が必須!!

ロマネコンティ 1929とは?

携帯電話の画像でややくすんだ色調に見えますが、実際は信じられない位美しいガーネット色です。

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グラス2個の画像の奥のものは、ロマネコンティ1966年物です。1966年のフランスもとても暑かったヴィンテージでしたが、1929年と比較するとくすんだ色合いでした。

世界で最も有名で、最もレアで、最も高価なワイン・・・!

1.805haという魔性の小さな畑で、年生産5000本弱から多くて9000本!

1131年に記されたサン ヴィヴァン修道院の所有から、1760年ルイ15世の従兄弟であり軍事顧問であったコンティ公ルイ フランソワ ド ブルボンの所有となり、革命後1869年に現在の共同所有者の祖先である、ジャック マリー デュヴォー ブロシェの所有となる。1930年代は大恐慌と不作続きが重なり、当時のオーナー、エドモン ゴーダン ド ヴィレーヌはドメーヌの半分の所有権移行を決意、初めに当時の最大取引先のジョゼフ ドルーアンに話を持っていくが、戦時中でレジスタンスであったモーリス ドルーアンは地下に潜っていた為に叶わず、オーセイ デュレス村のネゴシャンでドイツの蒸留酒販売で成功した、アンリ ルロワ(現在のラルー ビーズ ルロワの父)が1942年半分の権利を買い取り、共同所有者となる。そのお陰で、この畑は分割されずに済みMonopole(モノポール、単独所有)を維持した。

多分・・・・、

20世紀NO1!!!のヴィンテージ!、1929年の作柄は・・・、

冬はやや多い雨、3月頃より葡萄の活動再開が見られ、4月は穏かな日と低温の日が目まぐるしく替わった。5月は平年並みの気温で雨が多かった。6月の初めに早い開花を迎え、ミルランダージュ(結実不良)が見られ生産者を喜ばした。夏は暑かったが葡萄は健康で、ミルランダージュの小さな引き締まった葡萄だった。9月の初旬の程よい雨のお陰で葡萄は健康に完熟した。量、質共に完璧な20世紀最高のヴィンテージ!

管理状態が完璧であれば、未だ現役の可能性大!

産地

Vosne Romanee(ヴォーヌロマネ村)

格付け

Grand Cru(グラン クリュ)

希少性

ロマネ コンティの生産量は多い年で9000本程、少ない年は5000本程。

この本数で世界からきつい需要が有る為、常にプレミア価格がついてしまう。

2023年現在、最新のヴィンテージは2019年物で、この年の生産量はかなり少なく、4906本!そしてこの国際価格は日本円で、250万円~350万円程。

因みに、ボルドーの5大シャトーの生産量は、130,000本~300,000本程!正に桁違い!!

ボルドーで最も高額のワインを生む、シャトー ペトリュスで25,000本~30,000本!

ロマネ コンティが如何に生産量が少ないか、ご理解頂けますね。

ロマネコンティ 1929を飲む意味とは?

世界をどん底に貶めた、大恐慌の年に世界で最も偉大で、最も高価なワインが20世紀最高のワインを造り上げた。そのエネルギーたるや美しく輝くばかりの絢爛たる色調と、年を感じさせない粘性あるテクスチャー、豪華でグラマラスな活力が相まって、殆ど不滅と感じられる力強く芳醇なその姿は、正に時の試練に打ち勝った証!!

1929年の出来事

 

世界では

大恐慌!

1929年10月24日木曜日、ニューヨーク株式市場が大暴落する。

「暗黒の木曜日」といわれ、資本主義社会は初めて世界恐慌を経験することになる。

株価が回復するまで数年を要した。

殆どの株主が暴落した株を投げ売りしたが、売らずに配当を受け取りながら暴落した株を買い増した株主は、「ドルコスト平均法」の法則通りの驚愕の結果を残した。

日本では

昭和4年(1929年)の社会・文化

*初の本格的ターミナルデパート阪急百貨店,大阪に開店。廉価販売で庶民に人気。

*寿屋,国産初のウイスキー「サントリー」を発売(白ラペル4円50銭)。一般にはなじまず,あまり売れない。

*金を無心してから戸締りの心得を説き,大を飼見などと説教をしていた「説教強盗」逮捕。類似事件各地で続出。

昭和4年(1929年)の流行語
緊縮/大学は出だけれど/カジノ/ステッキガール/ターミナル/国産品愛用

昭和4年(1929年)の流行歌
「東京行進曲」「紅屋の娘」佐藤千夜子/「浪花小唄」二村定一・藤本二三吉/「モン巴里」宝塚花組

昭和4年(1929年)の話題の書物
改造社『改造文庫』/小林多喜二『蟹工船』(発禁)/鶴見祐輔『母』/レマルク・秦豊吉訳『西部戦線異状なし』
/大仏次郎『赤穂浪士』/菊池寛『東京行進曲』

 

ロマネコンティ 1929のワイン会を開催しました

 

ロマネコンティ 1929を選んだ●つの理由

ワイン会でロマネコンティ 1929を選んだ理由は以下の●つです。

理由1.20世紀最高のヴィンテージ!だから

20世紀最高のヴィンテージだから。

実は・・・、ロマネコンティは理解するのがとても難しいワインで、真の魅力を発揮するまでに多分、35年~40年を要する、表情が怜悧で人を寄せ付けない硬さの為、旨味成分であるアミノ酸の醸成が不可欠と言える。但し、当然のことながら保管状況がとても重要で、外観で澄んだ透明の液体が求められる。クリアでない外観の物は論外!(その場合超高額な紹興酒!!)

理由2.状態が全て!だから

出自が好ましく、マニアである所有者の推薦があり。

 

ロマネコンティ 1929の評価・印象

 

ボトルの状態

酒齢71年のこのボトルは完璧で、フォイル下から1.8cm

美しいガーネット色で、クリアで透明な神々しい液体。

ボトルを開けた瞬間の香り

コルクはオリジナルで、未だ健全であった。

エッジに錆色が浮かぶ非常に美しい淡いガーネット色。

夕焼けのオレンジが浮かび、暖かみを感じる。

色調同様の暖かみを感じる大地とトリュフの芳香。

グラスに注いだ瞬間の香り、色

そっとグラスに注ぎ、グラスの内側を撫でるその高貴な液体は、

オランジェット(オレンジピールにショコラ)のツンとした甘い香り。

一口目の印象

じんわり仄かなカラメルの芳香が迫りくる。

想像よりも遥かに甘く、まったりとしているが、美しい酸のキレが全体を纏める。

二口目以降の印象

14度でスタートし、シャンブレ(室温に馴染む)すると、トリュフ香が偉大な黒蜜に変換する。

71歳のワイン殿下は、熟しの境地にあるが衰えを知らない!

抜栓から3時間後も落ちる兆しなし。

ピッタリな料理

アイルランドのグラスフェッド(牧草のみで育った牛)の仔牛を炙り焼きにし、エクストラトリュフのジュのソースで。

新潟の網獲り野鴨炭火バトー焼き ロマネ コンティソース

ワイン会に参加くださった方の感想・評価

茫然自失!

神のワイン!

ワインの精髄!

ワイン会のお知らせ

日時:2023年12月24日(日)17時~

ご参加費:30万円(税込)

募集人員:14名様

テーマ:ロマネコンティを凌駕した、ミュジニの50年古酒!

ワイン会概要のお知らせ

内容

*Henriot Cuve 38 En Magnum

*Bourgogne Blanc’00Domaine Comte Georges de Vogue

*Bourgogne Blanc’97Domaine Comte Georges de Vogue

*Corton Charlemagne’90Domiane Faiveley

*Corton Charlemagne’89Domaine Bonneau du Martray

*Volnay 1er Cru Caillerets’85Domaine de la Pousse d’Or

*Volnay 1er Cru Taillepieds’85Maison Leroy

*Bonnes Mares’97Domaine Comte Georges de Vogue

*Musigny Vieilles Vignes’72Domaine Comte Georges de Vogue

*Musigny Vieilles Vignes’69Domaine Comte Georges de Vogue

*Dom Perignon’85Reserve For Great Britain

こんな方に参加してほしい

アミノ酸の醸成したワイン古酒をこよなく愛する方!

過去のワイン会で飲んだヴィンテージワイン

Romanee Conti’23:ややマデリゼながら、十分満足たるもの、正に黒蜜の化身!

Romanee Conti’34:あるワイン会に参加して、1杯18万円の紹興酒!

Romanee Conti’45:生産量608本!!3年ほど前、ジョゼフ ドルーアン社の現社長のお父様ロベールの個人所有の物がNYサザビーズに出展され、1本5500万円&6100万円にて落札!日本の普通のニュースにものる。22年前に都内某所で、あるお祝いでご馳走になる。伝説の1945年物の名に恥じず、凛とした酒齢50歳のRomanee Conti1945!!!

Romanee Conti’56:20世紀を代表する世紀のハズレ年!1956年。2006年12月に抜栓、果たしてこのワインはどんな姿を見せるのか??恐々と抜栓・・・、しかし抜栓直後から透明感のある甘草の化身はジワリと自己主張を強めていき、シャンブレ後力強い炙り肉の様相を呈し、2時間、3時間後もピクリとも微動だにしない泰然自若とした面持ち!これぞ世紀のRomanee Conti!!!自身の人生NO1!!のブルゴーニュ赤の一角を占めることとなる!

Romanee Conti’59:22年前の8月16日、友人の誕生会で頂く。20世紀5指に入る極上のヴィンテージ、1959年。芳醇且つ力強く、シュルマテュリテ(燻した焦げ臭)が特徴的な偉大な美酒!

Romanee Conti’66:1929年物と同日に、1929年物の後に試飲!前者が凄すぎて希薄に感じてしまった。後悔が残る・・・。

Romanee Conti’76:3L瓶をワイン会のメインで使用。残念ながらマデリゼで代替品として1988年物を提供。この日の料理は空前の贅沢!!ロマネコンティソースとなった。

Romanee Conti’82:多産な年で赤にとってはかなり厳しい年!残念ながらロマネコンティも例外でなく、薄まったような淡い甘草のワインであった。

Romanee Conti’84:酒齢21年2005年のワイン会で使用。1980年代を代表するブルゴーニュのハズレ年!果梗の根のような香りからスタートするが、直ぐに華麗なロマネコンティ香に変換される。驚愕はその華麗な芳香がグラスを干すまで持続していたこと。全く御見それしてしまった、酒齢35年からが勝負であった。1956年物同様、超ハズレ年に怪物誕生!!

Romanee Conti’85:かのロバートパーカー氏がブルゴーニュワインで初めて、100点を献上した記念すべきワイン!この20数年で多分10数回(内お持込ワインとして10回程)試飲する栄誉に浴したが、早過ぎたこと、状態に問題があったこともあり、残念ながら一度の感動も得られなかった・・・・。

Romanee Conti’86:チェルノブイリの年。豊満で魅力的なブルゴーニュ白の大当たり年だが、赤は脆弱な早飲みの年、ロマネコンティも例外ではなかった。

Romanee Conti’87:1980年代のハズレ年を1984年と争う、立派なハズレ年、1987年物。残念ながら前者1986年と争うほどの希薄なロマネコンティ・・・。

Romanee Conti’88:1976年物3L物の代替品として出展!1980年代の赤の当たり年を1985年物と争う当たり年だが、1988年は人に迎合せず飛び切りの硬い質のVin de Garde(ヴァンドガルド、長期熟成型ワイン)で、気品の一旦しかお見せできなかった・・・。後悔先に立たず!!

Romanee Conti’90:2023年12月25日世紀のワイン会のメインで使用。ブルゴーニュ赤の世紀の当たり年!1990年、酒齢32年歳のワイン殿下如何に・・!頑健なる萎縮の予想を裏ぎる❗️黒い大地の叫び。スーボワ、EXトリュフ、迫り来る漆黒の森❗️

Romanee Conti’96:リリース後間もない、2001年に8名のワイン会での出会い。リリース後2年、果梗の根のニュアンスが強く驚愕の体験であったが、現在2023年であっても未だ解れずとの予測、1996年は酸の年でもある為酒齢50年の2046年が最適抜栓年かっ!!

 

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